2009年12月 4日

フードファディズムの背景

「本当に健康に影響するのか」の根拠が曖昧なまま、特定の食べ物・栄養の影響を熱狂的に信じるフードファディズムの一因には、健康食品などの企業・業界や自称健康食品専門家が、自分たちに都合のいい情報や研究データだけを流す傾向があることが考えられる。また御用学者と呼ばれる特定の業界に偏った意見を述べる学者もいる。一般化されない偏った根拠を元に不安を煽るということがある。

食品業界によるロビー活動を告発したマリオン・ネスルによれば、健康への貢献に対して優れた食品とそうでない食品があるが、食品会社は良い食べもの、悪い食べものはない、自社の商品は悪くないと思わせようとしているということもある。

企業や業界はあらゆる商品を満遍なく扱っているわけではないので、自分の利益を増やすためにおのずと一方的に偏ったデータや情報だけを流す傾向がある。直接的にではなく間接的にであるにせよ、自社の製品さえ摂れば健康になれるといった印象を生む文言をちりばめたコマーシャルや資料を作成する傾向があり、それがマスコミや他の媒体を経由して人々のもとに届けられている。

まだ合理的な判断のできない子供など、宣伝の内容をそのまま信じこむ人々もいるために、フードファディズムが生まれる傾向がある。

精製されていない穀物である全粒穀物は、ビタミンやミネラルや食物繊維も多く高栄養である。
WHO/FAOの2003年のレポートで、野菜や全粒穀物に豊富な食物繊維が、肥満や糖尿病や心臓病になるリスクを低下させると報告されている。
世界がん研究基金とアメリカがん研究協会による7000以上の研究を根拠とするがんの予防法の報告や、アメリカがん協会のがん予防のガイドラインでは全粒穀物を選択するようにすすめている。
アメリカ心臓協会の2006年の生活指針は、穀物の半分以上を全粒穀物にすることをすすめている。
アメリカ、カナダの食生活指針では、穀物の半分以上を全粒穀物にするように指導している。また、イギリス、オーストラリア、シンガポール 、マレーシアをはじめとして、量を指定せず全粒穀物を摂取することを指導している国も多い。
アメリカ国立がん研究所の大規模な研究は、全粒穀物は大腸癌のリスクを下げると報告している。また、他の大規模な研究でも糖尿病や心臓病のリスクを低下させると報告された。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

フードファディズムについて勉強してみました。とても奥が深いのですね。

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